2011年9月27日火曜日

国際学会に行って来ました

9月24日(土曜日)、広州中医薬大学付属第一病院(中国広東省,広州市)において開催された国際経方班第十期全国経方臨床運用高級研修班(通称、傷寒論セミナー)に参加し、わたくし(札幌市・伝統漢方専門からさわ薬局の唐沢)と、兵庫県の先輩と二人で学会発表をしてきました。



所属するNPO法人伝統漢方研究会と広州中医薬大学付属第一病院は学術交流がありますので、先方から研究会にオファーがあり、ご指名を受けて行って参りました。


ご覧のとおり、大きめのセミナールームいっぱいに中国国内の病院・大学はもとより、香港、シンガポールからも中医薬関係の医師等が参加していました。

非常に緊張してしまいまして、PowerPointの操作がわからなくなりました(中国語のWindow7だし…)

しかし、もう一生にそんな経験することはまずありませんから、貴重な経験をさせていただき、現地の先生方と交流し大変感激しました。

2泊3日の弾丸ツアーが終わり、ほっとひと息。

応援していただいたたくさんの方々に心から感謝申し上げます!

論文締切がお盆休みの頃。お盆休みに入る前ギリギリに仕上げて先方にメール。中国語簡体字に翻訳していただき、それを元にPowerPointを作成したのですが、フォントとかどうすんの…?と思ったものの、SimHeiとか簡体字フォントに設定するとちゃんときれいに表示するのですね。



Mac使っているので、ParallelsでWindows立ち上げてPowerPointで表紙を作成。
それを今度はKeynoteで読み込んであとのスライドはすべてKeynoteで作業し、最後にPowerPointに書きだし。体裁をチェックするという流れでした。

出来上がった論文の実物を手にしてみると、忙しい中で毎晩12時近くまで薬局に残って論文書いていたことを思い出して感慨深いものがありました。

終わった日の夕食の席で病院の方に聞いたのですが、発表の模様は会場だけではなく、近隣の大学などにもインターネットで配信されていたそうです。
最初に聞いていたら…もっと緊張していましたね。

さて、日常に戻ってまたがんばりますか!


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